今回はプロの野球指導者のパパに聞いた”小学校低学年向けのバッティング練習方法”をご紹介します!
我が子もよく「ホームランが打ちたい」と言っています。
まだ未就学児なので野球の細かいプレーの凄さはわからず、守備よりも直感で「すごい!」と思える攻撃(バッティング)の方が憧れも大きいようです。
「ボールを打って、遠くへ飛ばす」という単純な方が子どもにはわかりやすいですよね。
「じゃあ、バッティングの練習をしよう!」と思ったところで、野球素人の私には何をしたら打てるようになるのかもわかりません。
そこで、野球指導者のパパに小さい子向けのバッティングの練習方法を教えてもらいました!
野球素人の私でも出来る子ども用練習メニューです!
執筆者&監修者の紹介
執筆者:野球素人ママ「アオイ」
◇30代、ワーママ(子どもは小1の男の子1人)
◇趣味は「子ども」と「仕事」。平日はとっても忙しい!
◇野球は全くの素人!(学生時代はテニス部)
インタビュー・監修:野球指導者パパ「ケンスケ」
◇30代、全年齢対象の野球パーソナルトレーナー!指導歴は10年以上
◇小学3年生から野球を始め、現在も草野球プレイヤー
◇過去には学習塾の先生をやっていたこともあるため教え方はピカイチ!
◇かなりコアな知識まで豊富な野球オタク
こんな方におすすめ
- 家で出来る練習メニューが知りたいパパママ
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1人で出来るバッティング練習方法

まずは、1人でも出来るバッティングの練習方法からご紹介します。
素振り
バッティング練習と聞いて、一番最初に思い浮かべるのは素振りではないでしょうか?
バットを振るスペースさえあれば1人でも出来ます。
この練習を続けることで出来るようになること
フォームが固まる
何度も振り続けることで、自分に合ったフォームを固めることができます。
構えて、スイングし、フォロースルーまでの一連の流れを身体に覚えさせましょう。
バットを振る力が付く
まだ力のない子どもたちにとって、重たいバットを正しくフルスイングするのは至難の業。
そんな状態ではなかなかボールに当てることなんて出来ません。
素振りを繰り返すことで、バットを振る力をつけていきましょう。
スイングスピードが速くなる
スイングスピードを上げることはバッターのミート率向上、飛距離UPなど様々なメリットがあります。
正しいフォームで素振りを行うことで、スイングスピードアップが期待できます。
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具体的な練習方法
最初から難しいことはしようとしなくて大丈夫です。
段階を踏んで練習していきましょう。
思いっきりバットを振ってみる
まずは、思いっきりバットを振る練習をしましょう。
最初は重たいバットを上手く扱えないかもしれませんが、だんだんと力がついてきます。
バットの重さに慣れて、最後まで(肩のところまで)バットをスイング出来るようになれば第一段階クリアです。
バットが肩と平行に振れているか否か!
バットがボールと当たる位置に来た時に、バットが肩と平行になるように振れているかをチェックしましょう。
バットが重たいとバットの先端(ヘッド)が下がってしまい、肩のラインとバットが平行ではなくなってしまいます。(ヘッドが下がる)
ただ、素人では正しいフォームかを一瞬のスイングで判断することが難しいため、動画を撮って後で該当箇所を停止しながら、静止画で見返すとわかりやすいです。


注意ポイント
✖バットを地面と水平に振るわけではありません✖
バットとボールが延長線上にある時間がなるべく長くなるようにバットを振ると、バットにボールが当たる確率が上がります。
ボールは地面と水平に飛び続けることはなく、山なりの軌道を描きます。
バットの軌道もボールの軌道に沿うように、イメージとしては、最初は下に振り下ろし、インパクト(バットがボールに当たる位置)からフォロースルーにかけて振り上げていく形です。
※これを「レベルスイング」と言います。
ピッチャーがどこにボールが投げたかをイメージしながらバットを振る
実はとても大事なのが、実戦に近い感覚で素振りを行うことです。
例えば、投球コース(ストライクやインコース・アウトコースなど)やボールのスピードなど、一回一回ボールの軌道を意識してバットを振ることを心掛けましょう。
ポイント
ストライクゾーンから外れた位置で手首を返している子も多いので、ストライクゾーン内で手首が返せているかどうかも確認しましょう。
見てもわからない、自分の判断に自信がない方は、先程同様に一度動画に撮って後で見直してみても良いでしょう。
監督者の注意点
見本を見せる
小さな子どもは、口で説明しても理解させるのは難しいです。
言葉で説明してもよくわかっていないようだったら、大人が見本を見せてあげるようにしましょう。
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親子で出来るバッティング練習方法

次に、親子で出来るバッティングの練習方法をご紹介します。
ティーバッティング
ティースタンド(ボールが置ける専用の用具)を使ってボールを打つ練習を「置きティー」、近い距離(斜め前)から軽くトスされたボールを打つ練習を「投げティー」と言います。
この練習を続けることで出来るようになること
ミートポイントを確認できる
ミートポイントとは、バットとボールが当たるポイントのことを言います。
打ちやすいボールを投げてもらい、実際にボールを打つ練習をすることで、ミートポイントはどこなのかを身体で掴んでいきます。
素振りよりも実戦に近い練習ができる
上の項目とも被りますが、ボールを使うことでより実戦に近い練習が出来ます。
具体的な練習方法
置きティーと投げティーそれぞれの練習方法は以下の通りです。
置きティー
❶ボールをティースタンドの上に置いて打ち返す
❷慣れてきたら、置く位置を前後にずらしたり、内角外角に置き、コースごとに練習
ティースタンドは専用の用具が必要となりますが、1人でも練習が可能です。
投げティー
❶下から投げられたボールを打ち返す
❷慣れてきたら、少し山なりのボールを投げたり、タイミングをズラしたりする
練習相手に実際に投げてもらうので、より実践に近い練習になります。
投げる側も様々なシチュエーションを想定して、投げてあげましょう。
監督者の注意点
置きティーと投げティーそれぞれの注意点は以下の通りです。
置きティー
ティースタンドを打たないようにする
ティースタンドにバットを当てると、ティースタンドが壊れるだけでなく、大事なバットも壊れてしまう可能性があるため、ティースタンドを打たないように気を付けましょう。
ボールの真ん中をとらえる
動かないボールを打つ練習なので、しっかりとフォームを意識しながら、ボールの真ん中でとらえるよう指導しましょう。
投げティー
打ちやすいボールを投げる(速いボールを投げすぎない・山なりになりすぎない)
実戦形式での練習ですが、打てなくては意味がありません。
なかなか当たらないと、小さい子は楽しくないので、練習が続けられません。
ボールを投げる側も、置くようにまっすぐ投げるよう心がけましょう。
注意ポイント
○ボールを投げる側も重要!膝を使ってタイミングが取りやすいボールを投げよう。
ボールカゴなどに座ったままボールをトスしている監督者の方もいますが、体重移動がないため、タイミングをとる練習にはなりません。
タイミングが取りづらい=打ちづらいボールです。
プロ野球の練習でも、座ったまま投げたりはしません。
具体的には、手を後ろに引くときに膝をちょっと曲げて、膝を伸ばしながら投げるようにしましょう。
投げる側も疲れますが、子どもの野球上達のため一緒にがんばりましょう!
トスバッティング(ペッパー)
近い距離(前)から投げられたボールを相手に向かって打ち返す練習です。
打ち返す場所が決まっているため、遠くに飛ばす練習ではなく、相手に正確に打ち返すバットコントロールを磨けます。
イメージとしては、バッティング版のキャッチボールのようなものです。
トスバッティング練習は素人には難しい可能性もあります。
「投げティー」よりも遠くから投げ、ストライクに入れなくてはならないため、ボールを投げる人の技術が必要となります。
この練習を続けることで出来るようになること
基本のセンター返しが身に付く
前から来たボールをピッチャーに打ち返す練習なので、センター返しの基礎が身に付きます。
芯に当てられるようになる
より実践に近い練習なので、実際の試合を意識してバットを芯に当てるためのタイミングやフォームの見直しができます。
具体的な練習方法
❶8~10mほど距離を取って、正面から投げる
投げる方も難しいので、実際の距離よりも短めの位置から投げます。
❷ワンバウンドでピッチャーに返す
相手がボールを取らないといけないので、ワンバウンドでピッチャーにボールを返します。
投げる側は投げる側で守備の練習にもなります。
❸慣れてきたらフライで打ち返してみる
ホームランの打感に近い感覚を感じられます。
打ち方としては、ボールの下を叩いてフライを打ちます。
監督者の注意点
本項目の冒頭にも記載しましたが、上手くストライクゾーンに投げられないのであれば、ティーバッティングで問題ありません。
ストライクゾーンに投げられる場合、以下のことに注意しましょう。
ゴロであっても、芯に当ててゴロを打つ
芯に当てる練習をしましょう。
芯とはバットの重心です。
バットの先端部分の「メーカーのロゴ」が描かれている部分がちょうど芯のあたりです。
バッティングは見る人が見たら、芯に当たってるとわかるようなのですが、私のような素人にはわかりません。
素人は、バットに掛かれているロゴに当たったかどうかで、判断しましょう。
ボール球は見逃す
ボール球を見逃すのも試合においてはとても重要です。
実戦形式なので、ボール球はちゃんとボールを見逃すよう指導しましょう。
バッティング練習をする時の注意点

バッティング練習全般に言える注意点をまとめました。
広い場所・まわりに人がいないところで練習する
バットを振り回すことになるので、安全には配慮が必要です。
人に当たらないようにすることはもちろんのこと、家の中で練習する場合は中の物を壊さないように気を付ける必要があります。
家の外の場合も、周りに気を配りましょう。
人様の自動車にでもぶつけようものならば、大変なことになってしまいます。
屋内屋外いずれにせよ、広い場所で練習することをオススメします。
ヘッドを下に持つ
小さい子がヘッドを上にしてバットを持ち歩くと、バットの重さに負けて傾いてしまうことがあります。
その時に、隣の人にバットをぶつけてしまうことがよくあるので、気を付けましょう。
ヘッドを下にして持ち運ぶのが一番安全です。
後片付けまできちんとやる
バットさえあれば出来る素振りから、専門の野球用品が必要な練習までさまざまありました。
最後の後片付けまで責任を持ってやらせましょう。
使った道具が足りているかを確認する為にも重要なことです。
練習のやり過ぎは逆効果
疲れた状態でやっても、疲れた状態でのスイングが身に付いてしまいますので、練習のやり過ぎは禁物です。
また、体にも負担になるので、メリハリをつけて練習を行いましょう。
まとめ:楽しく続けるのが一番!
野球素人パパママでも教えられる、小学校低学年の子でも出来るバッティング練習メニューをご紹介しました。
いろいろポイントは書きましたが、まだまだ小さい子たちにとっては「楽しく続ける」ことが一番重要です。
楽しくなければ続けられません。子どもはそれがより顕著だと思います。
保護者としては、子どもの野球を上達させたいという想いがあるかもしれませんが、子どものペースを見ながら練習メニューを組み立てていきましょう。
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