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少年野球で伸びる子の特徴とは?成長するための5つの要素

2024年11月15日

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こんにちは。ケンスケです。

土日のグラウンドでは、多くの子どもたちが少年野球(学童野球)を頑張っています。
その中にはめきめきと成長してレギュラーや中心選手に成長していく選手もいれば、頑張っているけどなかなか成果が上げられない選手もいます。

では、日々の練習でどんどん才能を伸ばしていける子どもにはどのような特徴があるのでしょうか?

今回は、野球指導者パパが少年野球の監督や野球教室のトレーナー、学習塾の先生を経験する中で共通していた「伸びる子」の特徴をお教えします。

執筆者&監修者の紹介

執筆者:野球素人ママ「アオイ」

◇30代、ワーママ(子どもは小1の男の子1人)
◇趣味は「子ども」と「仕事」。平日はとっても忙しい!
◇野球は全くの素人!(学生時代はテニス部)

インタビュー・監修:野球指導者パパ「ケンスケ」

◇30代、全年齢対象の野球パーソナルトレーナー!指導歴は10年以上
◇小学3年生から野球を始め、現在も草野球プレイヤー
◇過去には学習塾の先生をやっていたこともあるため教え方はピカイチ!
◇かなりコアな知識まで豊富な野球オタク

指導者(コーチ、監督)の言葉を素直に聞ける

話を聞く

少年野球では、基本的には指導者から技術や練習方法、ルールなどを教えてもらいます。
指導を成長につなげるためには、教えてもらったことを素直に聞く力が大切です。
友達とのおしゃべりや他のことを考えていて指導者の話を聞いていなかったり、「自分には合わないから」「まだ早いから」と聞き流していたりしていてはいくら良い指導を受けても身に付きません。
まずは指導者の話を全て吸収するつもりで集中して聞き、教えてもらったことを練習でトライしてみることが大切です。

もちろん、様々な指導を受ける中で「合う、合わない」が出てくることはあると思います。
しかし、実際に指導されたことを試した経験がなければ自分に合うのか、合わないのかの判断ができません。
どんな人から教えられたことも、話をしっかりと聞き、試してみることが成長への第一歩と言えるでしょう。

保護者ができること

チームで指導者から教えてもらっていることを家庭で保護者が否定したり、違う指導をしてしまっては子どもは混乱してしまいます。
保護者もなるべくグラウンドへ足を運び、チームの指導をしっかりと聞いて理解することで子どもに寄り添ったサポートができるでしょう。

自分で考えて練習ができる

考える

グラウンドでは指導者からの指示で練習をすることがほとんどですが、自主練習は指示をしてくれる人がいません。
そんなとき、いつも指導者が言っている言葉を思い出して「この練習をしよう!」「ここを意識して取り組もう!」と自分で練習を組み立てることができる子は、自主練習も効果の高いものになります。

自主練習だけでなく、普段のチーム練習においてもただメニューをこなすだけでなく、「この練習では何を意識すればよいか?」「自分の課題を克服するにはどうすればよいか?」と常に考えて練習に取り組む姿勢が大切です。

保護者ができること

特に野球経験のある保護者の場合、子どもに「ここを意識して練習すればいいよ」とすぐにアドバイスをしてしまいがち。
しかし、すぐに答えを教えてくれる環境は子どもの考える力を養うことができません。

保護者はすぐに答えを教えず、「この練習は何を意識してやればいいの?」「コーチはなんて言ってた?」と問いかけをすることで、子どもが自力で考えて答えを導き出すことをサポートしてあげましょう。

観察力がある

観察力

自分のプレーには集中できるけれど、他人のプレーには興味がない子どもは多いです。
しかし、他人のプレーにこそ自分の成長のヒントが多く隠されています。

「守備が上手いチームメイトはなぜいいプレーができているのか?」「ホームランを打てる選手と自分のスイングはどう違うのか?」「プロ野球選手はどのような構えや姿勢をとっているのか?」など、上手な選手やプロの選手をよく観察し、それを真似したり自分のプレーに落とし込むことで、成長のスピードがぐんと速くなります。

保護者ができること

高校野球やプロ野球、MLBの試合を一緒にテレビで観戦してみましょう。
その際、1人の選手に注目して見ることで一流の選手はどういう動きをしているのかがよりわかりやすくなります。

できれば実際に球場に行って観戦してみると、テレビでは映らない守備の構えやカバーリング、ウォーミングアップやキャッチボールなどを見ることができ、より多くの発見があるでしょう。

考えを言語化できる

言語化

成長する選手は、自分の考えを自分の言葉で他人に伝えることができます。
頭ではわかっているけれどうまくプレーできない……そんな選手は、理解したことを「言語化」できていないのかもしれません。
指導者から教わったことをメモやノートに書いたり、チームメイトや保護者に伝えることで言語化のトレーニングができます。
教わったコツを自分の言葉で理解できることができれば、自然と体もうまく動かせるようになります。

保護者ができること

練習や試合での感想を子どもに聞いてみましょう。
そのとき、うまく言葉にできなかったり指導者と違うことを言ったとしても、決して否定せず、うんうんと話を聞いてあげることが大切です。
大人から否定されると、思ったことを自由に言うのが怖くなってしまいます。
普段のコミュニケーションから、子どものことを否定せずしっかりと目を見て聞いてあげることが大切です。

野球が大好き!

野球少年

最後に、一番大切なことは「野球がとにかく大好き」だということです。
好きこそものの上手なれ、という言葉が示すように、野球が大好きでい続けることで自分から練習も頑張れるし、つらいことや失敗も乗り越えられます。
野球が大好き!という気持ちを最後まで持った選手こそが、最終的には大きな成長を遂げることでしょう。

保護者ができること

野球を続けていく中で、子どもが「つらい」「やめたい」と言い出すこともあるかもしれません。
そんなときは「いいから頑張れ!」と発破をかけるのではなく、「何がつらいか」「なぜやめたいと思うのか」を真剣に話し合い、「野球の何が好き?」「何が楽しい?」とポジティブなことも質問することで野球が本当に好きなのか(または本当に嫌なのか)がわかってくると思います。

もちろん、野球以外にやりたいことがある、野球自体が嫌いになった、というのであれば無理に続けさせる必要はありません。
一度野球から離れても、たまにキャッチボールなどで遊んでみると「やっぱり野球が楽しい」と野球を再開するケースも多くあります。

いずれにせよ、野球をやめるか、続けるかは子どもが決めること。保護者は決して強制せず、本人の意思を尊重して見守ってあげてください。

まとめ

今回、伸びる子どもの特徴を5つのポイントで紹介しました。
気づいた方もいるかもしれませんが、成長する子どもの特徴には「体が大きい」「足が速い」といった身体的特徴は当てはまりません。
「野球が好き!」という気持ちを強く持ち続け、自ら考えて練習できる選手こそが大きな成長を遂げています。
保護者のみなさんは、つねに我が子の心強い味方としていつも近くで見守ってあげてくださいね。

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