こんにちは。野球少年ママのアオイです。
少年野球の大会に出ている子たちの背中にはみんな背番号が縫い付けられていますね。
私はこれまで背番号を背負うようなスポーツはやってきていないので、あまり背番号の意味や重要性については理解できていませんでしたが、子どもたちにとっては、背番号は単なる数字以上の意味を持つようです。
背番号の決め方もチームによって異なるため、監督コーチが決めるチームもあれば、自分の好きな背番号を決められるチームもあります。
特に前者の場合は、その背番号を与えられた意味が重くのしかかってきます。
今回は、そもそもの背番号の各数字が意味するものは何なのかについてまとめつつ、任意の背番号を決められるチーム向けに、有名プロ野球選手の背番号などについてもまとめてみました。
執筆者&監修者の紹介
執筆者:野球素人ママ「アオイ」
◇30代、ワーママ(子どもは年長さんの男の子1人)
◇趣味は「子ども」と「仕事」。平日はとっても忙しい!
◇野球は全くの素人!(学生時代はテニス部)
インタビュー・監修:野球指導者パパ「ケンスケ」
◇30代、全年齢対象の野球パーソナルトレーナー!指導歴は10年以上
◇小学3年生から野球を始め、現在も草野球プレイヤー
◇過去には学習塾の先生をやっていたこともあるため教え方はピカイチ!
◇かなりコアな知識まで豊富な野球オタク
少年野球における「背番号」の意味
少年野球における背番号は、選手を識別するための番号です。
通常はチーム内での順序や役割を示すこともありますが、それぞれのチームやリーグで異なる場合もあります。
少年野球での背番号の決め方
少年野球での背番号の決め方にはいくつかの方法があります。
一般的な方法は以下の通りです。
ポジションに基づく番号割り当て
選手がチームに所属した順番やポジションに応じて、背番号が割り当てられます。
例えば、投手が1番や捕手が2番などといった形で決まります。
選手間の話し合いで決まるものではなく、チームの代表や監督が背番号の決定権を握っているケースが多いです。
以前息子が所属していたチームでは、監督に贔屓にされている子に良い背番号が割り振られがちでした…。
ランダムな番号割り当て
選手が自由に番号を選ぶのではなく、ランダムに割り当てられる場合もあります。
これにより、個々の選手の好みや願望に左右されず、公平な方法で番号が決まります。
選手の希望に基づく番号割り当て
選手が好きな番号や特定の番号を希望する場合、その希望に応じて番号が割り当てられることもあります。
ただし、全ての希望が叶えられるとは限りません。
自分の希望の背番号を背負うことは、過度なプレッシャーからの解放、またモチベーションUPにもつながります。
息子が移籍したチームでは、背番号は希望制です。
好きな選手の背番号や自分の誕生日など自由に決めています。
※希望は6年生優先、同学年で被った場合は抽選をしていました。
決まった背番号
「公益財団法人 全日本軟式野球連盟」の連盟規定細則によると、大人も含めた背番号は以下のように定められています。
役割 | 背番号 |
---|---|
監督 | 30番 |
コーチ | 28番、29番 |
主将 | 10番 |
選手 | 0~99番 |
参加申込書に記載した選手は、全員必ず0番から 99 番の中から一つ選んで背番号をつけなければなりません。
また、背番号の規格は、「最小限 15.2 センチ以上。最大限、長さ 21 センチ、幅 16 センチ、太さ4センチ以内」と定められています。
少年野球の「レギュラー番号」とは
少年野球の「レギュラー番号」とは、チームの主力メンバーや常にスターティングメンバーとして出場する選手たちに割り当てられる背番号のことを指します。
多くの場合は、「背番号1桁(1~9)」=「レギュラー番号」になることが一般的です。
通常、チームの中で特に優れた実力や経験を持つ選手たちに与えられます。
これらの番号は、その選手たちがチームの主力として認識され、試合において重要な役割を果たすことを示すものです。
一般的な背番号と各ポジションの関係
背番号の決め方は様々ありますが、ポジションに応じて背番号が割り当てられる場合の各ポジションと背番号の関係についてまとめました。
一般的に守備番号がそのまま背番号になるケースが多いです。
守備番号は、投手から順番に「投手→捕手→内野手→外野手」の順に番号が振られています。
背番号 | 対応する各ポジション |
---|---|
背番号『1』 | ピッチャー(投手) |
背番号『2』 | キャッチャー(捕手) |
背番号『3』 | ファースト(一塁手) |
背番号『4』 | セカンド(二塁手) |
背番号『5』 | サード(三塁手) |
背番号『6』 | ショート(遊撃手) |
背番号『7』 | レフト(左翼手) |
背番号『8』 | センター(中堅手) |
背番号『9』 | ライト(右翼手) |
背番号『10』 | キャプテン |
背番号『11』~『99』 | 控え選手 |
人気のある背番号
我が子が所属している少年野球チームは自分で背番号を決められます。
最近は、監督やコーチが背番号を決めるのではなく、自分の好きな背番号を背負えるチームが少しずつ増えてきたように感じます。
自分で決めていいとなると、どの番号にしようかかなり迷ってしまいますね。
好きなプロ野球選手の背番号を希望する子も多いので、特に選手のイメージが強い背番号を紹介します。
今のトレンド背番号(2024年現在)
日本が7戦全勝で3回目の優勝を果たした2023年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)。
特にWBC日本代表の主力選手や活躍した選手の背番号が人気を集めています。
大谷翔平(おおたにしょうへい)
やはり一番人気は「大谷翔平」選手。
2012年にドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団。
投打の二刀流選手として注目を集めていました。
2017年にMLB のロサンゼルス・エンゼルスに移籍をし、日本人史上4人目の新人王受賞をはじめ、輝かしい実績を残しています。
2023年にはロサンゼルス・ドジャースへの移籍を発表し話題になっています。
大谷選手の背番号は各球団時代やWBCでも異なるため、いつの時代の大谷の背番号を背負いたいのかも考える必要がありますね。
・高校時代:1、11、17
・日本ハムファイターズ時代:11
・ロサンゼルス・エンゼルス時代:17
・ロサンゼルス・ドジャース時代:17
・WBC2023/日本代表:16
ダルビッシュ有(ゆう)
ダルビッシュ有も日本のプロ野球出身であり、現在MLBで活躍する投手です。
2005年に北海道日本ハムファイターズに入団。
日本での活躍後、2012年にMLBのテキサス・レンジャーズと契約し、以後複数のMLBチームでプレーしています。
基本的には背番号「11」を背負っていましたが、ドジャース時代のみ背番号「11」が空いていなかったため背番号が「21」になっています。
・日本ハムファイターズ時代:11
・テキサス・レンジャーズ時代:11
・ロサンゼルス・ドジャース時代:21
・シカゴ・カブス時代:11
・サンディエゴ・パドレス時代:11
・WBC2023/日本代表:11
ラーズ・ヌートバー
WBC2023/日本代表として一躍有名となったラーズ・ヌートバー。
ヌートバー自身はアメリカ国籍ですが、アメリカ人の父と日本人の母を持つハーフであり、WBCの出場資格規定のうち「親のどちらかが、その国の国籍を持っている」「親のどちらかが、その国で生まれている」の2つに該当しているため日本代表として選出されました。
大学卒業後から、MLBのセントルイス・カージナルスに所属しています。
・セントルイス・カージナルス時代:68→21
・WBC2023/日本代表:23
ピッチャー(投手)
上で取り上げた大谷選手・ダルビッシュ有選手もピッチャー(投手)ですが、WBC日本代表以外にも国内で人気のあるピッチャー(投手)の背番号も人気です。
ピッチャーのエースナンバーと言えば「18」!
プロ野球では、エースピッチャーが18番を着用することが多いです。
古くは元読売ジャイアンツの藤田元司投手や堀内恒夫投手、桑田真澄投手や松坂大輔投手(元西武)が背負った背番号としても有名で、近年でも前田健太(MLB)や山本由伸投手(MLB)、田中将大投手(東北楽天)などが背負っています。
主な背番号18の投手
背番号 | 所属チーム | 選手 |
---|---|---|
18 | 元読売ジャイアンツ | 藤田 元司 |
18 | 元読売ジャイアンツ | 堀内 恒夫 |
18 | 元読売ジャイアンツ | 桑田 真澄 |
18 | 元広島東洋カープ | 佐々岡 真司 |
18 | 元横浜DeNAベイスターズ | 三浦 大輔 |
18 | 元西武ライオンズ | 松坂 大輔 |
18 | デトロイト・タイガース | 前田 健太 |
18 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 田中 将大 |
18 | 読売ジャイアンツ | 菅野 智之 |
18 | ロサンゼルス・ドジャース | 山本 由伸 |
プロ野球のピッチャーは10番台も人気!
プロ野球では、「18」の他にも、大谷翔平投手やダルビッシュ有投手(日本ハム時代)の「11」、佐々木朗希投手(千葉ロッテ)の「17」、山崎康晃投手(横浜DeNA)の「19」など、10番台を背負う投手も多いです。
主な背番号10番台の投手
背番号 | 所属チーム | 選手 |
---|---|---|
11 | 元近鉄バファローズ | 野茂 英雄 |
11 | 元読売ジャイアンツ | 斎藤 雅樹 |
11 | サンディエゴ・パドレス | ダルビッシュ 有 |
11 | 元北海道日本ハムファイターズ | 大谷 翔平 |
14 | 元読売ジャイアンツ | 沢村 栄治 |
14 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 則本 昂大 |
17 | 元阪急ブレーブス | 山田 久志 |
17 | ロサンゼルス・ドジャース | 大谷 翔平 |
17 | 千葉ロッテマリーンズ | 佐々木 朗希 |
19 | 元読売ジャイアンツ | 上原 浩治 |
19 | 横浜DeNAベイスターズ | 山崎 康晃 |
「20」,「21」,「22」,「30」などもエース級!
10番台以外では、岩隈久志投手(元近鉄・楽天)の「21」や江川卓投手(元読売)の「30」などもエース番号として有名です。
また、中日ドラゴンズの「20」、埼玉西武ライオンズ・北海道日本ハムファイターズの「21」、横浜DeNAベイスターズ(大洋ホエールズ)の「27」など、チームごとのエース番号も存在します。
「22」は佐々木主浩投手(元横浜・MLB)や高津臣吾投手(東京ヤクルト)、藤川球児投手(元阪神)といった、守護神(リリーフエース)が付ける番号でもあります。
主な背番号10番台以外の投手
背番号 | 所属チーム | 選手 |
---|---|---|
20 | 元中日ドラゴンズ | 星野 仙一 |
20 | 元中日ドラゴンズ | 小松 辰雄 |
20 | 元西武ライオンズ | 豊田 清 |
21 | 元西武ライオンズ | 東尾 修 |
21 | 元日本ハムファイターズ | 西崎 幸広 |
21 | 千葉ロッテマリーンズ | 吉井 理人 |
21 | 元近鉄バファローズ | 岩隈 久志 |
22 | 元横浜ベイスターズ | 佐々木 主浩 |
22 | 東京ヤクルトスワローズ | 高津 臣吾 |
22 | 元阪神タイガース | 藤川 球児 |
27 | 元大洋ホエールズ | 平松 政次 |
30 | 元読売ジャイアンツ | 江川 卓 |
左のエースナンバーは「34」,「47」!
金田正一投手(元国鉄・読売)や山本昌投手(元中日)の「34」はともに左投げのレジェンド投手が背負った背番号です。
工藤公康投手(ダイエー・読売時代)や杉内俊哉投手(ソフトバンク時代)の「47」も左投げ投手の背番号として有名です。
主な左投げ投手
背番号 | 所属チーム | 選手 |
---|---|---|
16 | 元ヤクルトスワローズ | 石井 一久 |
16 | トロント・ブルージェイズ | 菊池 雄星 |
19 | 東京ヤクルトスワローズ | 石川 雅規 |
21 | 元西武ライオンズ | 工藤 公康 |
21 | 元読売ジャイアンツ | 高橋 尚成 |
34 | 元国鉄スワローズ | 金田 正一 |
34 | 元中日ドラゴンズ | 山本昌 |
47 | 元ダイエーホークス | 工藤 公康 |
47 | 元福岡ソフトバンクホークス | 杉内 俊哉 |
47 | 元読売ジャイアンツ | 山口 鉄也 |
野手
次に、野手に人気の背番号も見てみましょう。
「1」をはじめ、プロ野球では一桁の背番号をレギュラー野手が着用することが多いです。
近年では「34」「99」など、メジャーリーグの有名選手の番号も人気となっています。
キャッチャーの背番号は「22」「27」
田淵幸一選手(元阪神)の「22」、伊東勤選手(元西武)・古田敦也選手(元ヤクルト)の「27」は、ともに捕手(キャッチャー)の背番号として有名です。
他にも、城島健司選手(元ソフトバンク)の「2」、阿部慎之助選手(読売)の「10」、野村克也選手(元南海)・甲斐拓也選手(ソフトバンク)の「19」も人気の番号です。
主な捕手の背番号
背番号 | 所属チーム | 選手 |
---|---|---|
2 | 元福岡ソフトバンクホークス | 城島 健司 |
4 | オリックスバファローズ | 森 友哉 |
8 | 元横浜ベイスターズ | 谷繁 元信 |
10 | 元読売ジャイアンツ | 阿部 慎之助 |
10 | 元埼玉西武ライオンズ | 森 友哉 |
19 | 元南海ホークス | 野村克也 |
19 | 福岡ソフトバンクホークス | 甲斐 拓也 |
22 | 元阪神タイガース | 田淵 幸一 |
22 | 元千葉ロッテマリーンズ | 里崎 智也 |
27 | 元読売ジャイアンツ | 森 祇晶 |
27 | 元西武ライオンズ | 伊東 勤 |
27 | 元東京ヤクルトスワローズ | 古田 敦也 |
27 | 東京ヤクルトスワローズ | 中村 悠平 |
37 | 元東北楽天ゴールデンイーグルス | 嶋 基宏 |
39 | 元阪神タイガース | 矢野 燿大 |
39 | 元中日ドラゴンズ | 中村 武志 |
「0」はユーティリティプレイヤー
木村拓也選手(元広島など)をはじめ、プロ野球における背番号「0」はユーティリティプレイヤー(どこでも守れる選手)が着用する事が多いです。
バント職人・川相昌弘選手(元読売)や守備の達人・本西厚博(元オリックス)など、「切り札」的な選手にも与えられます。
主な背番号「0」の選手
背番号 | 所属チーム | 選手 | ポジション |
---|---|---|---|
0 | 元読売ジャイアンツ | 川相 昌弘 | 内野手 |
0 | 元オリックスブルーウェーブ | 本西 厚博 | 外野手 |
0 | 元広島東洋カープ | 木村 拓也 | 内野手・外野手 |
0 | 千葉ロッテマリーンズ | 荻野 貴司 | 外野手 |
「1」はチームの顔
鳥谷敬選手(元阪神)、鈴木誠也選手(広島時代)、山田哲人選手(東京ヤクルト)など、所属チームの顔といえるスター選手が着用するイメージのある背番号「1」。
なかでも王貞治選手(元読売)の「1」はレジェンド番号として読売ジャイアンツの永久欠番となっています。
主な背番号「1」
背番号 | 所属チーム | 選手 | ポジション |
---|---|---|---|
1 | 元読売ジャイアンツ | 王 貞治 | 内野手 |
1 | 元ヤクルトスワローズ | 若松 勉 | 外野手 |
1 | 元西武ライオンズ 元ダイエーホークス | 秋山 幸二 | 外野手 |
1 | 元ヤクルトスワローズ | 池山 隆寛 | 内野手 |
1 | 元広島東洋カープ | 前田 智徳 | 外野手 |
1 | 北海道日本ハムファイターズ | 新庄 剛志 | 外野手 |
1 | 元中日ドラゴンズ | 福留 孝介 | 外野手 |
1 | 元ヤクルトスワローズ | 岩村 明憲 | 内野手 |
1 | 元阪神タイガース | 鳥谷 敬 | 内野手 |
1 | 前広島東洋カープ | 鈴木 誠也 | 外野手 |
1 | 東京ヤクルトスワローズ | 山田 哲人 | 内野手 |
レギュラー選手は一桁番号が人気
「1」以外でも、レギュラー選手は一桁の背番号を背負うことが多いです。
長嶋茂雄選手(元読売)、衣笠祥雄選手(元広島)の「3」や山本浩二選手(元広島)の「8」などは永久欠番として有名です。
松井稼頭央選手(元西武)、野村謙二郎選手(元広島)、西岡剛選手(元ロッテ)など、「7」は俊足巧打の遊撃手(ショート)のイメージがありますね!
主な一桁背番号の選手
背番号 | 所属チーム | 選手 | ポジション |
---|---|---|---|
2 | 元広島東洋カープ | 高橋 慶彦 | 内野手 |
2 | 元北海道日本ハムファイターズ 元読売ジャイアンツ | 小笠原 道大 | 内野手 |
2 | 元中日ドラゴンズ | 荒木 雅博 | 内野手 |
2 | 横浜DeNAベイスターズ | 牧 秀悟 | 内野手 |
3 | 元読売ジャイアンツ | 長嶋 茂雄 | 内野手 |
3 | 元広島東洋カープ | 衣笠 祥雄 | 内野手 |
3 | 元西武ライオンズ | 清原 和博 | 内野手 |
3 | 元中日ドラゴンズ | 立浪 和義 | 内野手 |
3 | 元福岡ソフトバンクホークス | 松中 信彦 | 内野手 |
3 | 元ヤクルトスワローズ 元横浜DeNAベイスターズ | アレックス・ラミレス | 外野手 |
3 | 元埼玉西武ライオンズ | 中島 裕之 | 内野手 |
4 | 元東京ヤクルトスワローズ | ウラディミール・バレンティン | 外野手 |
5 | 元西武ライオンズ | 辻 発彦 | 内野手 |
5 | 元読売ジャイアンツ 元オリックスバファローズ | 清原 和博 | 内野手 |
5 | 元横浜ベイスターズ | 石井 琢朗 | 内野手 |
5 | 元西武ライオンズ 元中日ドラゴンズ | 和田 一浩 | 外野手 |
5 | 元福岡ソフトバンクホークス | 松田 宣浩 | 内野手 |
6 | 元ロッテオリオンズ 元中日ドラゴンズ 元読売ジャイアンツ | 落合 博満 | 内野手 |
6 | 元北海道日本ハムファイターズ | 田中 幸雄 | 内野手 |
6 | 元東京ヤクルトスワローズ | 宮本 慎也 | 内野手 |
6 | 元中日ドラゴンズ | 井端 弘和 | 内野手 |
6 | 元阪神タイガース | 金本 知憲 | 外野手 |
6 | 元千葉ロッテマリーンズ | 井口 資仁 | 内野手 |
6 | 中日ドラゴンズ | 中田 翔 | 内野手 |
6 | 読売ジャイアンツ | 坂本 勇人 | 内野手 |
6 | 埼玉西武ライオンズ | 源田 壮亮 | 内野手 |
7 | 元阪急ブレーブス | 福本 豊 | 外野手 |
7 | 元阪神タイガース | 真弓 明信 | 内野手・外野手 |
7 | 元広島東洋カープ | 野村 謙二郎 | 内野手 |
7 | 元東北楽天ゴールデンイーグルス 埼玉西武ライオンズ | 松井 稼頭央 | 内野手 |
7 | 元読売ジャイアンツ | 二岡 智宏 | 内野手 |
7 | 元ダイエーホークス | 井口 資仁 | 内野手 |
7 | 読売ジャイアンツ | 長野 久義 | 外野手 |
7 | ボストン・レッドソックス | 吉田 正尚 | 外野手 |
8 | 元ロッテオリオンズ | 有藤 通世 | 内野手 |
8 | 元広島東洋カープ | 山本 浩二 | 外野手 |
8 | 元読売ジャイアンツ | 原 辰徳 | 内野手 |
8 | 元千葉ロッテマリーンズ 東北楽天ゴールデンイーグルス | 今江 敏晃 | 内野手 |
9 | 元広島東洋カープ | 緒方 孝市 | 外野手 |
9 | 福岡ソフトバンクホークス | 小久保 裕紀 | 内野手 |
9 | 元千葉ロッテマリーンズ | 福浦 和也 | 内野手 |
9 | 前広島東洋カープ | 丸 佳浩 | 外野手 |
キャプテンナンバー「10」はチームの柱
少年野球ではキャプテンが着けることが多い「10」は、プロ野球でもチームの精神的支柱を担う選手が着用する事が多いです。
主な背番号「10」の選手
背番号 | 所属チーム | 選手 | ポジション |
---|---|---|---|
10 | 元阪神タイガース | 藤村 富美男 | 内野手 |
10 | 元東映フライヤーズ | 張本 勲 | 外野手 |
10 | 元読売ジャイアンツ 元横浜ベイスターズ | 駒田 徳広 | 内野手・外野手 |
10 | 元広島東洋カープ | 金本 知憲 | 外野手 |
10 | 元オリックスバファローズ | 谷 佳知 | 外野手 |
俊足巧打の「23」、スター選手の「24」、強打者の「25」
20番台では、「23」「24」「25」を多数の有名選手が着用してきました。
青木宣親選手・山田哲人選手が着用した「23」は東京ヤクルトスワローズの出世番号として、中畑清選手・高橋由伸選手の「24」は読売ジャイアンツのスター選手の番号として有名です。
主な背番号20番台の選手
背番号 | 所属チーム | 選手 | ポジション |
---|---|---|---|
21 | 北海道日本ハムファイターズ | 清宮 幸太郎 | 内野手 |
22 | 元中日ドラゴンズ | 山崎 武司 | 内野手・外野手 |
23 | 元阪神タイガース | 吉田 義男 | 内野手 |
23 | 元横浜ベイスターズ | ロバート・ローズ | 内野手 |
23 | 東京ヤクルトスワローズ | 山田 哲人 | 内野手 |
23 | 東京ヤクルトスワローズ | 青木 宣親 | 外野手 |
23 | 福岡ソフトバンクホークス | 周東 佑京 | 内野手・外野手 |
24 | 元読売ジャイアンツ | 中畑 清 | 内野手 |
24 | 元西武ライオンズ | 平野 謙 | 外野手 |
24 | 元阪神タイガース | 桧山 進次郎 | 外野手 |
24 | 元読売ジャイアンツ | 高橋 由伸 | 外野手 |
25 | 元阪神タイガース 広島東洋カープ | 新井 貴浩 | 内野手 |
25 | 元横浜ベイスターズ 元読売ジャイアンツ | 村田 修一 | 内野手 |
25 | 前横浜DeNAベイスターズ | 筒香 嘉智 | 内野手・外野手 |
25 | 読売ジャイアンツ | 岡本 和真 | 内野手 |
27 | シカゴ・カブス | 鈴木 誠也 | 外野手 |
前田智・イチローの「31」、江藤・菊池の「33」、MLBで人気の「34」
30番台では、「31」「33」が人気の番号です。
MLBのブライス・ハーパー選手の影響で「34」も野手で人気の番号になりつつあります。
主な背番号30番台の選手
背番号 | 所属チーム | 選手 | ポジション |
---|---|---|---|
31 | 元阪神タイガース | 掛布 雅之 | 内野手 |
31 | 元大洋ホエールズ | 屋鋪 要 | 外野手 |
31 | 元広島東洋カープ | 前田 智徳 | 外野手 |
31 | 元読売ジャイアンツ | 松本 哲也 | 外野手 |
31 | 元ニューヨーク・ヤンキース | イチロー | 外野手 |
31 | 元中日ドラゴンズ | 森野 将彦 | 内野手・外野手 |
32 | 元東北楽天ゴールデンイーグルス 埼玉西武ライオンズ | 松井 稼頭央 | 内野手 |
32 | 元埼玉西武ライオンズ | 浅村 栄斗 | 内野手 |
33 | 元広島東洋カープ 元読売ジャイアンツ 元埼玉西武ライオンズ | 江藤 智 | 内野手 |
33 | 広島東洋カープ | 菊池 涼介 | 内野手 |
34 | 前オリックスバファローズ | 吉田 正尚 | 外野手 |
36 | 元ヤクルトスワローズ | 池山 隆寛 | 内野手 |
外国人選手の憧れ「42」
40番台では、稲葉篤紀選手(元ヤクルト・日本ハム)の「41」や鉄平選手(元楽天)の「46」が代表的です。
外国人選手が40番台を着用することも多く、特に「42」は黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソン選手が着用し、MLB全球団で永久欠番となっている特別な番号です。
主な背番号40番台の選手
背番号 | 所属チーム | 選手 | ポジション |
---|---|---|---|
41 | 元ヤクルトスワローズ 元北海道日本ハムファイターズ | 稲葉篤紀 | 内野手・外野手 |
41 | 元東京ヤクルトスワローズ | 雄平 | 外野手 |
42 | 元西武ライオンズ 元オリックスバファローズ 元福岡ソフトバンクホークス | アレックス・カブレラ | 内野手 |
44 | 元阪神タイガース | ランディ・バース | 内野手 |
44 | 元阪急ブレーブス | ブーマー・ウェルズ | 内野手 |
44 | 元横浜ベイスターズ 元中日ドラゴンズ | タイロン・ウッズ | 内野手 |
44 | 福岡ソフトバンクホークス | 柳田 悠岐 | 外野手 |
46 | 元中日ドラゴンズ 元東北楽天ゴールデンイーグルス | 鉄平 | 外野手 |
46 | 元埼玉西武ライオンズ | G.G.佐藤 | 外野手 |
46 | 元福岡ソフトバンクホークス | 本多 雄一 | 内野手 |
49 | 元読売ジャイアンツ | ウォーレン・クロマティ | 外野手 |
2人のスターの誕生で一躍有名番号に「51」「55」
50番台では、なんといってもイチロー選手(元オリックス・MLB)の「51」、松井秀喜選手(元読売・MLB)の「55」が有名です。
近年も鈴木誠也選手(前広島)が「51」、村上宗隆選手(東京ヤクルト)が「55」を背負うなど、一流選手の背番号となっています。
主な背番号50番台の選手
背番号 | 所属チーム | 選手 | ポジション |
---|---|---|---|
50 | 元読売ジャイアンツ | 駒田 徳広 | 内野手・外野手 |
51 | 元オリックスブルーウェーブ 元シアトル・マリナーズ 元マイアミ・マーリンズ | イチロー | 外野手 |
51 | 前広島東洋カープ | 鈴木 誠也 | 外野手 |
51 | 横浜DeNAベイスターズ | 宮崎 敏郎 | 内野手 |
52 | 元福岡ソフトバンクホークス | 川崎 宗則 | 内野手 |
53 | 元阪神タイガース | 赤星 憲広 | 外野手 |
54 | 元千葉ロッテマリーンズ 元福岡ソフトバンクホークス | アルフレド・デスパイネ | 外野手 |
55 | 元中日ドラゴンズ 元阪神タイガース | 大豊 泰昭 | 内野手・外野手 |
55 | 元読売ジャイアンツ 元ニューヨーク・ヤンキース 元アナハイム・エンゼルス | 松井 秀喜 | 外野手 |
55 | 元広島東洋カープ | 嶋 重宣 | 外野手 |
55 | 前埼玉西武ライオンズ | 秋山 翔吾 | 外野手 |
55 | オリックスバファローズ | T-岡田 | 内野手・外野手 |
55 | 東京ヤクルトスワローズ | 村上 宗隆 | 内野手 |
個性派選手が目立つ60番台以上
60番以降では、「おかわり君」こと中村剛也選手(埼玉西武)の「60」、角中勝也選手(千葉ロッテ)や坂本勇人選手(読売)が過去に着用していた「61」など、個性ある選手が着用していたイメージがあります。
広島東洋カープの「63」は丸佳浩選手、田中広輔選手、西川龍馬選手が過去に着用していた出世番号です。
また、野手ではありませんが斉藤和巳投手(元福岡ソフトバンク)の「66」も非常に有名な背番号です。
主な背番号60番台以上の選手
背番号 | 所属チーム | 選手 | ポジション |
---|---|---|---|
60 | 埼玉西武ライオンズ | 中村 剛也 | 内野手 |
60 | 中日ドラゴンズ | 岡林 勇希 | 外野手 |
61 | 読売ジャイアンツ | 坂本 勇人 | 内野手 |
61 | 千葉ロッテマリーンズ | 角中 勝也 | 外野手 |
63 | 前広島東洋カープ | 丸 佳浩 | 外野手 |
63 | 前横浜DeNAベイスターズ | 梶谷 隆幸 | 外野手 |
63 | 広島東洋カープ | 田中 広輔 | 内野手 |
63 | 前広島東洋カープ | 西川 龍馬 | 外野手 |
66 | 元近鉄バファローズ | 中村 紀洋 | 内野手 |
66 | 中日ドラゴンズ | ダヤン・ビシエド | 内野手 |
99 | 元中日ドラゴンズ 元東北楽天ゴールデンイーグルス 元横浜DeNAベイスターズ | 中村 紀洋 | 内野手 |
99 | オリックスバファローズ | 杉本 裕太郎 | 外野手 |
各チームの出世番号
各チームには出世番号と呼ばれる番号があります。
多くの選手がこの背番号を経て、チームの顔とも言える存在となっていきました。
各チームの出世番号
◉ 読売ジャイアンツ:61
代表的な選手:坂本勇人
◉ 広島東洋カープ:51
代表的な選手:前田智徳、鈴木誠也、小園海斗
◉ 広島東洋カープ:63
代表的な選手:丸佳浩、田中広輔、西川龍馬
◉ 東京ヤクルトスワローズ:23
代表的な選手:青木宣親、山田哲人
◉ 埼玉西武ライオンズ:32
代表的な選手:松井稼頭央、浅村栄斗
まとめ
改めてにはなりますが、各ポジションに対応する背番号は以下の通りです。
背番号 | 対応する各ポジション |
---|---|
背番号『1』 | ピッチャー(投手) |
背番号『2』 | キャッチャー(捕手) |
背番号『3』 | ファースト(一塁手) |
背番号『4』 | セカンド(二塁手) |
背番号『5』 | サード(三塁手) |
背番号『6』 | ショート(遊撃手) |
背番号『7』 | レフト(左翼手) |
背番号『8』 | センター(中堅手) |
背番号『9』 | ライト(右翼手) |
背番号『10』 | キャプテン |
背番号『11』~『99』 | 控え選手 |
ただ、今は背番号を自分で決められるチームも出てきているので、この限りではありません。
自分の好きなプロ野球選手の背番号を付けたり、誕生日にしたり、人それぞれです。
背番号は、チームスポーツにおいて個々の選手を識別し、組織化するための重要な要素ですが、単なる数字や文字列だけでなく、選手個々のアイデンティティや役割を象徴するものでもあります。
各々が自分が背負う背番号の意味を自分なりに解釈し、自分の理想とする野球選手を目指してもらいたいですね。
個人的には、息子がプロ野球選手になって活躍できる未来が来るのであれば、息子が背負う背番号に特別な意味がなかったとしても、後のプロ野球界での憧れの背番号になっていったら嬉しいな…と思います。