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屋外スポーツ少年必見。紫外線に弱い”目”を守るための対策方法

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「日焼け防止のためには日焼け止めと肌を出さないように注意していればいいよね!」
と思っている方も多いのではないでしょうか?

実は、紫外線でダメージを負うのは皮膚だけではありません。
目にも大ダメージを与えているんです!!

今回は、目を紫外線から守るための対策方法などをまとめました。

目を外側から守るオススメのアイテムや、目を内側から守る方法など様々ありますので、ぜひ参考にしてみてください♪

執筆者&監修者の紹介

執筆者:野球素人ママ「アオイ」

◇30代、ワーママ(子どもは年中さんの男の子1人)
◇趣味は「子ども」と「仕事」。平日はとっても忙しい!
◇野球は全くの素人!(学生時代はテニス部)

インタビュー・監修:野球指導者パパ「ケンスケ」

◇30代、全年齢対象の野球パーソナルトレーナー!指導歴は10年以上
◇小学3年生から野球を始め、現在も草野球プレイヤー
◇過去には学習塾の先生をやっていたこともあるため教え方はピカイチ!
◇かなりコアな知識まで豊富な野球オタク

「目の日焼け」とは

目の日焼け

眼球の表面にある角膜は、強い紫外線の影響を受けやすく、炎症が起こりやすい部分になります。
この、紫外線による角膜の炎症のことを「目の日焼け」と言います。
「紫外線角膜炎」「雪目(ゆきめ)」という呼び方をすることもあります。

目の日焼けの仕組み

目の日焼けは、肌の日焼けとは仕組みが大きく異なります。

肌の日焼けは、メラニン色素が肌に沈着することが原因で皮膚の色が黒くなることを言います。
目の日焼けは、目に紫外線があたると高い酸化力を持つ「活性酸素」の量が増加することで起こります。
「活性酸素」自体は細胞伝達物質や免疫の機能を担っていますが、紫外線に当たり続けることで過剰に分泌がされると、活性酸素が角膜や水晶体にダメージを与えてしまいます。

目の日焼けによる主な症状

すぐ現れる症状としては、目に疲れを感じたときの症状と似ています。

強い太陽光が降り注ぐ環境で目に痛みや異物感、涙が出る、眩しさを感じるといった症状が出てきた場合は、目の日焼けが原因の可能性があります。

目の日焼けを放置すると起こる病気

また、目の日焼けは様々な目の病気と関係があります。

紫外線が関連する代表的な疾患

①紫外線角膜炎(雪目・雪眼炎:せつがんえん)
②翼状片(よくじょうへん)
③白内障
④瞼裂斑炎(けんれつはんえん)
⑤加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)

目に違和感を感じたら、自己判断せずにまずば眼科で相談しましょう。

目に紫外線の影響が出やすい人

涙の不足などが原因で目の表面に傷や障害が生じる病気「ドライアイ」の人は、紫外線の影響が出やすくなります。
また、目の色が薄い人は紫外線を通しやすいため影響が出やすくなっています。

紫外線に注意すべき時間帯

紫外線データ

紫外線に注意すべき時間帯はあるのでしょうか?

気象庁がデータを出している「時別UVインデックス(観測値)の毎日の推移グラフ」を見ると、1日の中では10時から13時ごろまでが非常に高い数値となっています。
※上記グラフは2023年7月9日時点のデータです。

この時間帯は熱中症リスクも高い為、特に夏場は注意しましょう。

夏も冬も目の紫外線対策が必要

屋外スポーツ少年必見。紫外線に弱い”目”を守るための対策方法

紫外線が厳しい季節と言えば「夏」を想像する方も多いのではないでしょうか。
しかし、紫外線は季節に関係なく降り注いでいます。

気象庁がデータを出している「日最大UVインデックス(観測値)の年間推移グラフ」を見ると、7月8月ごろがピークの山形の線グラフとなっています。
冬場(11~2月頃)も夏場と比べるとだいぶ弱いですが紫外線が観測されています。

夏場の太陽がサンサンと輝いている眩しいグラウンドは見るからに紫外線が強そうですが、実は紫外線は眩しさの原因ではありません。
そのため、冬でも、曇りでも、裸眼でいれば紫外線を浴びています。

天気による紫外線量についても気象庁がデータを出しています。
快晴時のUVインデックスを100%とした場合の天気毎のUVインデックスの割合」を見ると、確かに雲は太陽光を遮ってくれるので紫外線量に影響を与えるものの、快晴時の紫外線量を100%とすると、薄曇りの日でも90%前後、曇りの日でも60%前後、雨の日でも30%前後の紫外線が降り注いでいます。

屋外スポーツ少年必見。紫外線に弱い”目”を守るための対策方法

気象庁が観測を開始した1990年以降、紫外線量は年々増加傾向にあります。
季節や天気関係なく、対策を講じる必要があります。

紫外線から目を”内側”から守る対策

栄養素

ここまでで紫外線が季節や時間帯問わずに降り注いでいることや、その危険性について触れてきました。
次は、そんな紫外線から目を守るための対策を掘り下げていきます。

まずは、目を体内から守る対策です。

紫外線対策になる栄養素を摂る

紫外線対策には、抗酸化作用のある食べ物がおすすめです。

なぜ抗酸化作用のある食べ物が良いのかというと、紫外線を浴びることで体内に大量に発生する活性酸素を抑制する効果があるからです。
活性酸素は、メラニン色素を増やしてシミやそばかすの原因となります。
そんな諸悪の根源である活性酸素を、抗酸化作用のある食べ物を接種することで体の内側から対策することが出来ます。

抗酸化作用がある栄養素としては、リコピンやビタミンなどが有名です

ミネラルを摂る

ミネラルとは、人間の身体を構成する主な4元素「酸素」「炭素」「窒素」「水素」以外のもので、体内で生成することが出来ないものなので、ミネラルが含まれる食べ物やサプリメントを食べることで接種します。

ミネラルには種類があり、カルシウム、カリウム、塩素などがあげられます。
少ない量でも体全体のバランスを整える働きをしてくれるので、紫外線関係なく生きていく上で不可欠の栄養素です。

参考(ミネラルが豊富な食べ物)

ミネラルの種類にもよりますが、代表的な栄養素については以下の食品から摂取が出来ます。

  • カルシウム:水菜、干しエビ、厚揚げなど
  • カリウム:ホウレン草、昆布、大豆、アボカドなど
  • 塩素:食塩、醤油、梅干しなど

ビタミンを摂る

ビタミンにも種類がありますが、紫外線対策に関わるのはビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどが代表的な栄養素です。
こちらもミネラルと同様に体全体のバランスを整える働きをしてくれます。

参考(ビタミンが豊富な食べ物)

目のケアをする上で代表的な栄養素については、以下の食品から摂取が出来ます。

  • ビタミンA:ニンジンやホウレンソウなどの緑黄色野菜、レバーや焼き海苔やうなぎなどの動物性食品
  • ビタミンC:アセロラやゆずなどの果物、ピーマンやブロッコリーなどの野菜類
  • ビタミンE:アーモンドやヘーゼルナッツなどのナッツ類、すじこやツナ缶やいわし缶などの動物性食品

リコピンを摂る

リコピンは活性酸素を消去する作用が強く、がんや老化などの予防にも効果があります、

リコピンといえばトマトの赤い色素が有名ですが、柿やスイカ、マンゴーなどにも含まれています。
トマトペーストやトマトソースのような「トマト加工品」で摂取することが多いです。

参考(リコピンが豊富な食べ物)

リコピンを含む栄養素は以下の食材から摂取可能です。

  • リコピン:トマト、柿、スイカ、マンゴーなど

ルテインを摂る

ルテインは、体の内側から目のケアをするための最適な食材です。
ルテインは活性酸素の働きを抑え、有害な光(紫外線やブルーライト)の吸収も抑えてくれます。
ルテインが何らかの理由で減ってしまうと目の病気が起こりやすくなります。

ルテインは加齢やオーバーワークでも減少するので、意識的に食事に取り入れていきましょう。

参考(ルテインが豊富な食べ物)

ルテインは色の濃い野菜に多く含まれているため、緑黄色野菜を食事に取り入れましょう。

  • ルテイン:ブロッコリー、小松菜、ほうれん草、ケール、ニンジンなどの緑黄色野菜

※ルテインは脂溶性(油に溶けやすい性質)ため、油と一緒に摂取すると吸収率がアップします。
 そのため、油で炒めたり、サラダならオリーブオイルをかけてみると良いでしょう。

食事にバランスよく取り入れて、紫外線のダメージに負けない丈夫な目をつくりましょう。

紫外線から目を外側から守る対策

次に、紫外線から目を外側から守る対策方法をまとめます。

ドライアイを改善する

目が紫外線のダメージを受けやすいのは、他の箇所に比べて無防備に露出しているからです。

紫外線が目に入って最初に届くのは角膜です。
しっかりと目が潤っていれば涙が角膜を覆ってくれるため、紫外線もかなりブロックされます。

目がちゃんと潤っている状態を目指すのであれば、ドライアイ改善は必須です!

ドライアイの改善には、以下の取り組みが有効です。

・目を休ませる。冷たいタオルで冷やす。
・意識的にまばたきをする。
・目を上下左右に動かしてストレッチをする。
・目薬を使って目の潤いをキープする。
・スマホやパソコンなどの使用時は、ブルーライトカットのメガネをかける。
・加湿器を使用する。

紫外線対策目薬でまめにケア

紫外線対策を謳っている目薬なども使いながら、目が乾燥して紫外線から角膜を守ってくれる涙のシールドがなくならないようしましょう。

UVカットサングラスをかける

環境省が作成している「紫外線環境保健マニュアル2020」の中でも、眼の紫外線ばく露を最大で90%カットすることができる「UVカットサングラス」の使用を勧めています。

※「紫外線」と「UV」の意味は同じです。(紫外線=UltraViolet)

UVカットサングラスの選び方① 紫外線防止効果の示されたもの

参考にすべき指標は「紫外線カット率」と「紫外線透過率」です。

参考

  • 紫外線カット率…紫外線カットの程度を示し、数値が高いほど紫外線を防ぐ働きたら気が高まり、UVカット効果が期待できます。
  • 紫外線透過率…紫外線がレンズを通過する量を示し、数値が低いほど紫外線をカットする効果が高まり、UVカット効果が期待できます。

ちなみに、紫外線カット率99%と赤外線透過率1%は同じ意味です。

紫外線カット率●%以上、紫外線透過率●%以下のものを選ぶべき…という明確な基準はありませんが、紫外線カット率がより高いものを選ぶと良いでしょう。

補足

「紫外線防御率」も「紫外線カット率」と同様の意味です。

紫外線防御率は「UV380」「UV400」といった表現をし、数値が高ければ高いほど紫外線をカット出来ることを意味しています。
「UV380」「UV400」を比較した場合は、「UV400」の方が紫外線カット効果が高いと言えます。

ちなみに、紫外線は

・UV-A…315~400ナノメートル
・UV-B…280~315ナノメートル
・UV-C…100~280ナノメートル

の波長を有しているという特徴があります。
これは例えば、UV380のUVカットレンズであれば、380ナノメートル範囲までの波長を防ぐという意味になります。

UVカットサングラスの選び方② 色が濃すぎないもの

サングラスを選ぶ上でもう一つ重要なのは、レンズの色です。
レンズの色が濃くないものを選びましょう。

レンズの色が濃いと、眼に入る光の量が少なくなるため、明るさに対応しようとして瞳が普段より大きく開いてしまいます。
紫外線がより目に入りやすい状態となってしまい、紫外線カットが不十分なレンズを使用している場合はかえって逆効果です。

UVカットサングラスの選び方③ 顔の骨格に合ったもの

サングラスをとりあえずかけていれば紫外線を防いでくれる…というわけではありません。
ちゃんと、自分の骨格に合った形状・大きさのもの使用しないと意味がありません。

太陽光は正面からまっすぐ入ってくるだけではありません。
上下左右、さらには後方からも直接的&間接的に目に入ってきます。

レンズのサイズが小さすぎたり、骨格に合わないサングラスでは、十分に紫外線を防ぐことができません。

オススメのキッズ用スポーツサングラス

ゴーグルタイプのものは、紫外線の侵入だけでなく花粉も防いでくれるため、花粉症の方の強い味方です。

【参考】我が家はローリングス(Rawlings)のサングラス使用中!

我が家の年長くんはローリングス(Rawlings)のキッズ用スポーツサングラスを使用しています。

ちょっと大きすぎるかな?とも思ったのですが、普通にずり落ちることもなく少年野球の練習で使用出来ています。

99%UVAカット
キズ防止コーティングが施されています。

ローリングス キッズ用サングラス

もう少しレンズは薄くても良かったかなと思ったりもしていますが。。

目に日焼けをしてしまったときの対処法

どんなに対策をしていても、外で目を開いている時間がある以上紫外線を防ぎ切ることは難しいでしょう。
屋外活動を終えてから目に違和感を感じた際には、下記対処方法を実践しましょう。

目を休ませる

目が痛い、目に違和感を感じる、目が充血している等症状が出ている場合は、まずゆっくり目を休ませましょう。

・目を閉じて安静にする
・コンタクトレンズを着用している場合は外す
・目を冷やす
・十分な睡眠をとる

といった対処をしましょう。

目の冷やし方としては、水で濡らしたタオルやハンカチなどを目の上に乗せて冷やすのが効果的です。
痛みや充血が引いていくのを待ちましょう。

目薬を使用する

上記の「目を休ませる」を実行したにもかかわらず症状が緩和しない場合は、目の炎症を抑えるために目薬を使用しましょう。

ポイントは紫外線やブルーライトによる角膜の炎症に対して効果がある「硫酸亜鉛水和物成分」が入っているか。
結膜炎に対する収れん作用をもち、傷ついた組織の回復を助けます。

硫酸亜鉛水和物成分が入っている目薬

回復しなければ、病院へ

目を冷やしたり、目薬を差してもあまり変化が見られない場合は眼科で見てもらい、ちゃんとした治療を受けましょう。

まとめ:目は一生もの!ケアを忘れずに!

「紫外線」と言えばまず肌への影響を考えますが、目にも大ダメージを与えています。
目がダメージを受けてからの事後対応では遅いです!
この記事を読んでいただいたことで、大事な子どもの目を紫外線から守る必要があると認識いただけた方は、ぜひ具体的な対策として今回ご紹介いたしました「目薬」や「キッズ用スポーツサングラス」なども検討してみましょう。

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