こんにちは。アオイ&ケンスケです。
野球中継を見ているとよく聞く単語が、どういう意味なのかよくわかっていない方向けの「単語集(漢字)」をまとめてみました。
園児にもわかるように、全ての漢字にフリガナをつけたので、ぜひ親子で確認してみてください♪
執筆者&監修者の紹介
執筆者:野球素人ママ「アオイ」
◇30代、ワーママ(子どもは年中さんの男の子1人)
◇趣味は「子ども」と「仕事」。平日はとっても忙しい!
◇野球は全くの素人!(学生時代はテニス部)
インタビュー・監修:野球指導者パパ「ケンスケ」
◇30代、全年齢対象の野球パーソナルトレーナー!指導歴は10年以上
◇小学3年生から野球を始め、現在も草野球プレイヤー
◇過去には学習塾の先生をやっていたこともあるため教え方はピカイチ!
◇かなりコアな知識まで豊富な野球オタク
あ行(あ・い・う・え・お)
悪送球(あくそうきゅう)
投げ手側が捕球相手の取れない位置に送球してしまうこと。
遊び球(あそびだま)
投手が打者を打ち取るために、あえてストライクゾーンから外れた場所にボール球を投げること。
悪球打ち(あっきゅううち)
ストライクゾーンから外れたボール球に手を出す打者のこと。
フォアボールで出塁することが少ない。
右中間(うちゅうかん)
外野のライトとセンターの間。
永久欠番(えいきゅうけつばん)
野球に限らず、背番号を使用するスポーツで、功績を残した人物の使用した番号を、その人物が所属していた団体が認めた対象者以外は使用できなくした状態のこと。
国内では、巨人の王貞治の「1」や長嶋茂雄の「3」が有名。
海外では、1901年以降で初の黒人メジャーリーガーであるジャッキー・ロビンソンの「42」が有名。
1972年にロサンゼルス・ドジャースで永久欠番となり、1997年のロビンソンデビュー50周年記念に全球団で永久欠番に制定された。
延長戦(えんちょうせん)
規定の回で決着がつかなかった際に、試合を延長して行うこと。
学童野球(小学生の部)
・各試合は6回戦で行い、4回終了をもって正式試合となる。延長戦は7回まで。
・試合開始から1時間40分を超えている場合は、次の回からタイプレークを実施。
少年野球(中学生の部)
・各試合は7回戦で行い、4回終了をもって正式試合となる。延長戦は8回まで。
・試合開始から2時間経過した場合や8回を超えた場合は、次の回からタイブレークを実施。
高校野球
・9回終了時点で決着がつかない場合に、延長戦を実施。
・12回終了時点で決着がつかない場合は、次の回からタイブレークを実施。基本的には決着がつくまで試合継続。
※タイブレーク
両チームともノーアウト、ランナー1塁2塁の状態(大会規定による)から試合を開始すること。
押し出し(おしだし)
満塁の時にフォアボールやデッドボールで進塁した場合に、三塁から押し出される形でホームインし1点入ること。
送(おく)りバント
ランナーを二塁や三塁に進塁させるためのバントのこと。
抑え投手(おさえとうしゅ)
クローザー、ストッパーとも呼ばれる。
勝っている試合の最後に登板し、試合を締める役割を持つピッチャー。
か行(か・き・く・け・こ)
外角(がいかく)
バッターから見て、ストライクゾーンの遠い位置のこと。
もしくは、ストライクゾーンよりも外側のゾーンのこと。
例えば、左バッターに対してはピッチャーから見て右側、右バッターに対してはピッチャーから見て左側が「外角」になる。
※合わせて確認:内角(ないかく)
外野手(がいやしゅ)
レフト(左翼手)、センター(中堅手)、ライト(右翼手)のこと。
完全試合(かんぜんじあい)
相手チームのバッターを一度も出塁させずに勝つこと。
完投(かんとう)
先発ピッチャーが、途中で交代することなく、試合の最後まで投げ切ること。
完封(かんぷう)
ピッチャーが相手に1点も取らせずに完投し、試合に勝つこと。
危険球(きけんきゅう)
「打者の選手生命に影響を与える」と審判員が判断した投球。
例えば、頭部へのデッドボールなど。
犠牲(ぎせい)バント・フライ
バッターがアウトになる代わりに、二塁や三塁に進塁させるためのバント・フライのこと。
規定打席(きていだせき)
リーグが発表する打撃ランキングの対象となる為に必要な打席数のこと。
例えば、プロ野球の場合は試合数✖3.1が規定打席数。
規定打席を満たさない選手は、首位打者(打率1位)の資格を得ない。
救援投手(きゅうえんとうしゅ)
リリーフピッチャーとも呼ばれる。
先発ピッチャーとして登板していた選手に疲労が見られる場合などに、前の投手の代わりに登板するピッチャーのこと。
敬遠(けいえん)
故意四球とも呼ばれる。
ピッチャーがバッターに対して故意的にフォアボールを与えること。
守備側のチームがピンチの状態で相手バッターが強打者の場合など、追い込まれた勝負の場面で敬遠をすることがある。
敬遠はバッターが届かない位置にボールを投げる必要があるが、2018年から「申告敬遠」も導入されたため、ボール球を4球投げる必要もなくなった。
少年野球でも導入はされているが、少年野球の試合における敬遠については賛否が分かれている。
警告試合(けいこくじあい)
問題行動(重大な反則行為、危険なプレーなど)をとった場合に、即退場となる試合のこと。
原因となったチームは強制的に「敗け」となる。
継投(けいとう)
マウンド上のピッチャーから別のピッチャーへ、引き継いで投げること。
牽制球(けんせいきゅう)
略して「牽制」と言われることが多い。
「牽制」は一般的には、相手の注意を引きつける行動を起こし、相手の行動に制限をかけること。
野球においては、守備行為の一つであり、ピッチャーがランナーのいるベースに向かって送球すること。
ランナーがベースに戻るよりも早く野手にタッチされた場合、ランナーはアウトになる。
さ行(さ・し・す・せ・そ)
左中間(さちゅうかん)
外野のレフトとセンターの間。
三冠王(さんかんおう)
野球においては「打率」「打点」「本塁打」の3部門のタイトルを独占すること。
過去には、野村克也、王貞治、落合博満などが三冠王に輝いたことがある。
プロ野球で三冠王を達成した選手は、2023年1月現在では8名。
三振(さんしん)
バッターが三回ストライクを取られてアウトになること。
自打球(じだきゅう)
自分が打ったボールがバッターボックスを出る前に自分の体に当たること。
首位打者(しゅいだしゃ)
プロ野球におけるタイトルの一つ。
規定打席到達者の内、打率が最も高い選手に贈られるタイトル。
守備妨害(しゅびぼうがい)
野手のプレーを妨げたり、邪魔をする行為のこと。
守備妨害が宣告されると、妨害したランナーがアウトとなる。
勝利投手(しょうりとうしゅ)
チームの勝利に最も貢献したピッチャーのこと。
先発投手は5回(9イニングス制の場合)以上を投げ切り、一度もリードを奪われず試合を終えた場合に勝利投手となる。
先発投手が5回を投げ切らなかった場合や、先発投手が降板後に逆転し勝利したケースなどは、
記録員の判断によって救援投手の一人に勝利投手が与えられる。
進塁(しんるい)
次の塁に進むこと。
前進守備(ぜんしんしゅび)
通常の守備位置よりも、少し前の位置で守備を行うこと。
走塁妨害(そうるいぼうがい)
ランナーのプレーを妨げたり、邪魔をする行為のこと。
た行(た・ち・つ・て・と)
代走(だいそう)
ピンチランナーとも言う。
ランナーの代わりに走る人。足の速い人が選ばれる。
代走を出す代わりに、1名ベンチに下げないといけないが、下げられた選手はもうその試合に出ることは出来なくなる。
打撃妨害(だげきぼうがい)
バッターのプレーを妨げたり、邪魔をする行為のこと。
打撃妨害が宣告されると、打者は一塁への安全進塁権を得る。
奪三振(だっさんしん)
ピッチャーがバッターを三振に打ち取ること。
球数制限(たまかずせいげん)
一人の投手の投球数が1週間で500球に達した場合に、それ以上の登板が出来なくなる。
少年野球においては、1 試合での投球数制限は1日70球以内(小学4年生以下は60球)。
打率(だりつ)
ヒットを打てる確率。
【ヒット数÷打数】で計算することができる。
中継(ちゅうけい)プレー
送球を繋いでいくプレーのこと。
長打率(ちょうだりつ)
長打をどのくらい打つかの基準となる指標。
「率」と名前がついているが、正確には確率ではなく塁打期待値のこと。
【塁打÷打数】で計算することができる。
盗塁(とうるい)
ランナーの進塁方法の1つ。
ピッチャーがバッターにボールを投げるタイミングで、守備の隙をついて塁にいるランナーが次の塁まで進むこと。
な行(な・に・ぬ・ね・の)
内角(ないかく)
バッターから見て、ストライクゾーンの近い位置のこと。
もしくは、ストライクゾーンよりも内側のゾーンのこと。
インコースとも呼ばれる。
例えば、左バッターに対してはピッチャーから見て左側、右バッターに対してはピッチャーから見て右側が「内角」になる。
※合わせて確認:外角(がいかく)
流し打ち(ながしうち)
投手の投球に逆らわずに打つ方法。
右打者なら右方向(ライト方向)へ、左打者なら左方向(レフト方向)へ打つこと。
中四日(なかよっか)
投手の登板間隔のこと。
○に数字を入れて「中○日」と表現する。
「中四日」は登板後、再び別日に登板するまで四日間空いていることを言う。
抜け球(ぬけだま)
すっぽ抜けた投球のこと。
ピッチャーがコントロールが出来ずに狙っていないところにボールが飛んでしまうこと。
は行(は・ひ・ふ・へ・ほ)
敗戦投手(はいせんとうしゅ)
「負け投手」とも呼ばれる。負け試合となった責任のあるピッチャー。
最初から負け続けた試合の場合は最初に得点を与えたピッチャー、途中で同点となった場合はそれ以降の経過で敗戦を招いたピッチャーのことをいう。
振り逃げ(ふりにげ)
3ストライク目の投球をキャッチャーが捕球できず、バッターがその間に進塁すること。
打者走者が一塁ベースを踏むまでに、キャッチャーの送球が間に合わなかった場合、振り逃げ成功となる。
併殺(へいさつ)
ダブルプレー、ゲッツーとも言う。
守備をしているチームが一連のプレーで2アウトを取ること。
例えば、ランナー一塁でショートゴロを打ち、ショート→セカンド→ファーストと送られて、ダブルプレーが成立した場合「6-4-3の併殺」という。
防御率(ぼうぎょりつ)
ピッチャーが1試合投げ切った場合に、何点に抑えられるかの指標。
例えば、プロ野球(9イニングス制)の場合は、自責点(エラー以外で与えた点)÷投球イニング数×9で算出される。
※2イニングスを投げて自責点1のピッチャーは防御率4.5となる。
暴投(ぼうとう)
ワイルドピッチとも言う。
ピッチャーが、キャッチャーが捕球出来ない投球をすること。
例えば、高すぎ・低すぎ、横に逸れた球など。
凡打(ぼんだ)
アウトになった打球のこと。
本塁打(ほんるいだ)
ホームラン、ホーマーと言う。HRなどと略されることもある。
バッターが一塁→二塁→三塁を経て、ホームベースまで戻ることが出来たとき、その打球のこと。
ま行(ま・み・む・め・も)
満塁(まんるい)
3つの塁(一塁・二塁・三塁)すべてにランナーがいる状態。
猛打賞(もうだしょう)
1試合に3安打以上すること。
や行(や・ゆ・よ)
予告先発(よこくせんぱつ)
先発投手を事前に発表すること。
ら行(ら・り・つ・れ・ろ)
わ行(わ)
今後も随時更新予定です。
お楽しみに!