こんにちは。アオイです。
今日は、少年野球(学童野球)用品の規定を取り上げてみました。
野球用品店で店員さんに「少年野球(学童野球)で使用する」と伝えれば、規定内のものをオススメしてもらえると思いますが、基礎知識は頭に入れておきたいですね!
今回は野球素人の方向けに、初歩の初歩からまとめてみました。
執筆者&監修者の紹介
執筆者:野球素人ママ「アオイ」
◇30代、ワーママ(子どもは年中さんの男の子1人)
◇趣味は「子ども」と「仕事」。平日はとっても忙しい!
◇野球は全くの素人!(学生時代はテニス部)
インタビュー・監修:野球指導者パパ「ケンスケ」
◇30代、全年齢対象の野球パーソナルトレーナー!指導歴は10年以上
◇小学3年生から野球を始め、現在も草野球プレイヤー
◇過去には学習塾の先生をやっていたこともあるため教え方はピカイチ!
◇かなりコアな知識まで豊富な野球オタク
少年野球のグローブについて
まずは、グローブの規定について見てみましょう。
使用可能なグラブ
全日本軟式野球連盟では、少年野球(学童野球)で使用可能なグラブを定めています。
グラブはゴロが捕りやすいように、5本指で手のひらの様に使える作りになっています。
ミットは捕球しやすいように、指が分かれていない作りになっています。
グラブ | 投手・捕手・野手 |
ファーストミット | 捕手・一塁手のみ |
キャッチャーミット | 捕手のみ |
グラブ
ピッチャー、セカンド、サード、ショート、外野手など、ポジションごとに大きさや形が異なります。
ただし、ポジションに合ったグラブを使用しなければならないというルールはありません。
野球用品店等で実際に触れてみて、自分に合ったグラブを見つけると良いでしょう。
ピッチャー用グラブ
ピッチャー用はボールを隠すために、大きくて深い作りになっています。
ウェブも隙間が空いているものではなく、一枚皮のものが多いです。
セカンド・ショート用グラブ
細かくて素早いプレーが求められるので、小さくて扱いやすいグラブが多いです。
ポケットも浅くなっています。
サード用グラブ
強い打球が飛んでくることが多いポジションのため、セカンド・ショート用よりも深めで大きめの作りになっています。
外野用グラブ
フライをギリギリのところでキャッチする必要があるので、大きめの作りになっています。
ファーストミット
ファーストミットは、一塁のベースを守る選手用のグローブです。
ゴロをさばいたり、他の野手から送られてくる球を捕ることが多いため、様々なプレイに対応できるように、他のグラブと比べて形も長さも異なり、大きな作りになっています。
キャッチャーミット
ピッチャーの投球を捕ることに特化した、キャッチャー用のグローブです。
捕球する回数が多く、また、素早い送球が求められるポジションのため、キャッチングのしやすさ、捕球動作のしやすさなどを考慮して選ぶと良いでしょう。
一般的には、捕球口が深いミットの方が捕球はしやすく、浅いミットは捕球後の素早い動きがしやすいです。
グラブの色(カラー)
グラブのカラーにも制限があるので購入の際にはご注意ください。
野手用グラブ
野手用グラブについては、特に色(カラー)の制限はありません。
令和 5 年第 1 回理事会にて改訂
野手用グラブについては、柄模様もOKとなりました。
投手用グラブ
投手用グラブについては、いくつか制限がある箇所があります。
ここ数年で大幅に制限緩和しています。
制限なし
- ハミダシ
- ヘリ革
- 紐
- 縫い糸
- 指掛け
- 刺繍(氏名・背番号・チーム名などの刺繍糸の色、大きさ共に制限なし)
- 柄模様
- 商標
- マーク類、ラベル
制限あり
- 本体カラーのみ ※令和6年変更
令和6年第1回理事会にて改訂
軟式野球の投手用グラブについては、今年から以下のように改訂されました。
- 本体カラー:捕球面・背面・ウェブは 2 色まで可
ただし、白/グレー/PANTONE の色基準 14 番より薄い色の使用は禁止 - ハミダシ、紐、指かけ、柄模様:制限なし
購入時には注意しましょう。
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少年野球のバットについて
全日本軟式野球連盟では、金属・コンポジット(複合)バットは「JSBBマーク」のついた公認のものに限り使用可能です。
2025年からは、一般用(大人用)のウレタン・スポンジバットは使用できません!(少年用はOKです)
木製については、公認マークが入っている必要はありません。
一本の木材で作った木製バットのほか、竹片、木片などの接合バットであればOKです。
バットの大きさ
少年用バットの長さは68cm~80cm台まであります。
身体の大きさに合ったものを選びましょう。
尚、J号球の場合は、小学生が大人用のバットを使用することもできます。
M号球の場合は、大人用のバットを使用する必要がありますが、事前に審判に許可を取っていればM号球でも少年用バットを使用することができます。
参考
M号球:一般・中学生
→直径 71.5~72.5mm、重量 136.2~139.8g
J号球:学童部(小学生)
→直径 68.5~69.5mm、重量 127.2~130.8g
D号球:学童部(低学年)
→直径 64.0~65.0mm、重量 105.0~110.0g
※少年野球では低学年でもJ号球を使っている場合が多いです。
バットの色(カラー)
特に色(カラー)の制限はありません。
ただし、単色以外の場合は全日本軟式野球連盟の承認が必要となります。
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いかがでしたでしょうか?
この記事を読み終わったことで、野球用品店で店員さんと対等に話せるレベルまではいかないと思いますが、店員さんの話したことがわかるレベルには理解力がUPしていたら幸いです。